カギ屋の裏話

車の鍵がインロック。エンジン稼働且つ花壇乗り上げ状態のドアをヒヤヒヤしながら開けた話

今回は随分とむかしに行った、車の開錠のお話です。

  

 

  

 

 

そうです。

カギ屋は玄関や窓だけではなく、車のカギも開けられたのです。

当時は、と記しておきます(笑)

近年はスマートキーなどでシステムが変わってしまった事もあり、現在は受けておりません。

  

 

 

 

あの時の車種は今でも覚えています。

今や懐かしい、トヨタのソアラ。

  

通常の開錠ご依頼の時のお話はコチラです。

 

 


ご依頼のあった住所に到着した筆者は、奇妙な光景を見て息を飲みます。

ご依頼主のご自宅と隣家の花壇に車が乗り上げていたのですが、そこにはお腹が乗った状態で後輪が浮いて回っていたのです。

そうです。

 

回っていたんです!!

 

つまりどういうことかと言うと、

エンジンが停止していない上に少しでもタイヤが接地面に触れれば車が勝手に動いてしまう状態。

 

え、こわ!!!

現地にはご依頼主の奥様と隣家の奥様。

事情を聞いたところによると、家の車庫に入れようとして勢い余って花壇に乗り上げてしまった。

そして慌てて車を降りたものの、そのままインロック。家の鍵も車の中という…


"ウィン、ウィン"と接地抵抗のない後輪は元気よく回っていて、車体が前後に揺れていました。

エンジンが掛かった状態ではレッカーできないとのことで、当社に開錠の依頼が来たわけですが

もし何かの拍子に後輪が接地して動いたら…と思うと、通常の車の開錠とは違い緊張感が走ります。

 

 

いざ慎重に作業を進めていくと"バツン!"と鈍い音と共に、車の集中ドアロックが外れました。

そして、そーっとドアを開けてエンジンを切り鍵を抜く。

 

 

その瞬間、

 

 

 

お客様と隣家の奥様は小さく歓喜の声をもらしていました。

  

 

 

 

これにてカギ屋の作業は終了。

ここから先は、レッカーなりクレーンの仕事です。

 

「花壇の上で止まってよかったですね。

もし止まらなかったら、隣の家にぶつかってたかも知れませんよ。」

 

 

隣家の奥様「脅かさないでくださいよぉー」

  

 

 

 

いつ動き出してもおかしくないエンジンの掛かった車の開錠は、これが最初で最後でしたが偶然に起きた状況です。

 

たまったものじゃありません(笑)

 

 

今考えてみても、誰も怪我がなくて良かった…

 

そう思える現場のお話でした。

 

 

-tsubasa

 

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